快楽の罠
真澄は、ふと、縛り付けられているような感覚で目を見開いた。 真っ暗闇の中に、少しずつ目が慣れていく。 そして、鉛のように重い体を動かそうと力を入れてみるものの、ピクリとも動かないのに気付く。 『・・・なんだ?体が動かない・・・・』 必死で体勢を起こそうとしていた。 しかし、自分がどんな体勢なのかも分からず、ただひたすら自由がきかない事だけが 分かった。 『どうなっているんだ?』 驚いたことに、声すら出ない・・・。
いつもマヤと体を重ねているベットだ。 『・・・・マヤ?』
『おい、マヤ?寝ているのか・・・?』 そう声をかけようとしたものの、やはり声がでない。 そして、ふとマヤの横に目をやると、桜小路が裸で立ち尽くし、こちらを見ているのに気がついた。 『さ・・・桜小路!!!お前!何している!』 心でそう叫ぶと、桜小路は勝ち誇ったように真澄を見下ろし、マヤの裸体に覆いかぶさった。
真澄が怒りの拳を作ろうと体に力を入れる。・・・・しかし、1ミリも動けないままだ・・・。 目の前で、桜小路の唇がマヤの裸体をすべり、ピンク色の刻印をつけていく・・・。 『やめろ!!!』 2人には、真澄の姿は全く見えていないようであった。
「あ・・・んんっ」 マヤが声をあげる。 「マヤちゃん・・・気持ちいいのかい?」 桜小路はマヤにいやらしい視線を投げかけ、マヤの乳房の先に唇をあて、音を立てて吸い上げる。 「あっ・・・あっ・・・あっっ」 マヤが腰をくねらせ、彼を誘う。 ひととおり蕾を吸い尽くすと、桜小路はマヤの体中をまさぐり、マヤの耳の穴へと舌を滑らす。 「あっ・・・んんんっ」 悩ましい声でマヤが体を震えさせている。 「舐められるのがいいの? ここだけでいいの?」 マヤは、体を小刻みにしながら、首を横に振った。 「・・・・じゃあ、もっと気持ちよくなるところを舐めてあげるよ・・・」 桜小路はそう囁くと、マヤの両膝を立たせ、思い切り足を広げさせた。
キラキラと蜜を出しているところまで確認できた。 「こんなに濡らして・・・ボクが欲しいの?」 桜小路がマヤを見下ろし、マヤに言葉を求めようとしていた。 マヤは、コクリと小さく頷く。
真澄の中に大きな絶望感が生まれる。 『やめてくれ・・・頼む!!』
「マヤちゃん・・・すごいよ・・・蜜がこんなに・・・」 桜小路は次々といやらしい言葉を投げかけ、ビチャビチャと湿った舌で花びらを舐め回す。 「あんっ・・・・ああんんん・・・・」 小さなふくらみを舌で転がされ、マヤは腰を浮かせてねだるように乱れている。 桜小路は、マヤの反応のいい部分を入念に舐めまわし、更に舌の先で強く押し、刺激していく。
そして、唇で丹念にそこを愛撫させると今度はマヤの割れ目の奥へと指を沈めた。 「あんっ・・・あっ・・・だっ・・・だめえ・・ああっ」 マヤはそう叫びながらも、自ら腰を浮かせ、動かしていく。 「マヤちゃん・・・そんなに欲しいの?」 膝をガクガクと震わせ、自分の体内の奥深くへと指を飲み込んでいくマヤは、半泣きしながら声を漏らしていく。 「すごい・・・締め付けているよ・・・ボクのも入れていいかい?」 マヤが大きく頷くと、桜小路は指を抜き出し、熱く大きくなっている自分自身を中心にあて、一気に奥まで突いた。 「ああ・・・・・んん!!」 マヤは大きな声で絶叫し、リズミカルに打ち込まれる桜小路自身を受け入れる。 「・・・ああ・・・・もっと・・・もっ・・・と・・」 マヤに応えるように、桜小路は深く深く己を突く。 より深く入るようにマヤの腰を引き寄せ、限界まで押し込める。 「あん・・・もう・・だ・・・め・・・」 マヤが意識を失いそうになると、桜小路は興奮気味にマヤを見下ろし、叫ぶ。 「マヤちゃん・・・速水社長とボクとどっちがイイんだ? ん?」 「あ・・・っうう・・・」 マヤが口も聞けないほどになっているので、桜小路は一度動きを止める。 「さあ・・・言ってごらん。言わないと抜いちゃうよ・・・」 桜小路は意地悪そうにマヤを問いただす。
真澄は目を閉じることもできないのか、淫らなマヤと桜小路を目に焼きつけながら、心でそう叫んだ。
「あん・・・・っ」 「さあ、言って!」 再びリズミカルに腰を動かされ、観念したマヤは静かに答えた。 「さ・・・桜小路くん・・・・が・・イイ・・・あっああん・・・」 それを聞いた桜小路は満足そうにマヤを見つめながらいっそう腰の動きを強め、自分自身をマヤの中で突き進めた。 そして、マヤの足を自分の肩にかけ、マヤの腰を引き寄せるように一気に打ち込むと、うめき声をあげる。 「あうっ・・・いく・・・」
真澄は狂ったように心で叫び続けた・・・。 「やめろ!!」 ようやく声を出すことができた真澄は、ガバリと体勢を起こし、周りを見渡した。
真澄は大量の汗をかき、心臓は早鐘のように打ち続け、今見ていた最悪の夢がリアルに脳裏に浮かんでいた。
さんざんじらして彼女を乱れさせ、果てることなく、何度も何度も快楽に落ちたのだった。
『こんなマヤの姿を桜小路に見せられないのが残念だな』 などと考えながら眠りについた事も思い出した。 「自業自得だ・・・」 真澄はそう呟き、ベットを抜け出すと、悪夢を洗い落とすかのようにシャワーを強く浴びた。
真澄はそう言葉を吐き捨て、まだ抑えきれない苛立ちを感じていた。
刻印を目にする。 「マヤ・・・・!!」 真澄の欲望に、再び火が付きはじめたようだ・・・。
真澄は、裸で寝ているマヤに襲いかかるように馬乗りになり、乳房に刺激を与え、生温かい唇で蕾をつつき始めた。 「う・・・ん・・・なに?」 薄目を開けたマヤに気付き、耳に舌を割り込ませ、ピチャピチャと侵入する真澄。 「や・・・は・・・やみさん・・・もうっ・・・」 マヤは寝ぼけて抵抗したものの、彼の興奮はおさまらず一気にマヤの下半身に顔を埋め、彼女の花弁を 嘗め回していく。 「あ・・・やん・・・ああん・・・」 たったそれだけの行為で蜜をトロリと出したのを確認すると、真澄は我を忘れ、すでに爆発寸前の自分自身を 一気にマヤの中へと沈めた。 「ああっっ・・・・」 寝起きという事と、余りにいきなり挿入されたことによって力の出ないマヤは、足腰をダラリとさせ、真澄に されるがままに打ち込まれ、乱されていった。 「あっ・・・あん・・・」 真澄はマヤの乳房を大きな手のひらで覆い、激しく揉み解しながら叫ぶ。
「は・・・やみさん・・・あんんっ・・・」 真澄は強く強く太い自身を突きながら、感じやすいマヤの突起を指で撫で回す。 「あーーーーんんんっ・・・・あんっだめえええっ」 狂ったようにマヤが叫ぶと、マヤの中心部は痙攣を起こし、真澄自身を締め付けている内部も激しく収縮する。 「うう・・・すごい・・・」 あまりにきつく締め付けられ興奮した真澄は、声すら出せないマヤを大きく揺らし、更に激しく腰を打ちつけた。 「あんんっっ」 「ううっっ」 2人の漏らす声が混ざるように吐き出された時、真澄は絶頂を迎え、マヤの最奥へ熱い熱い液体を放出させた・・・・。
快楽と疲労の充満している真澄の体は重く、また嫌な悪夢の予感があったものの、睡魔に襲われていくのを感じた。
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