少し手を伸ばせば、バスローブ姿のマヤがいるのだ。 早くあのバスローブを脱がせてみたい・・・・。 『うう・・・速水真澄!耐えるのだ!耐え続けた過去の時間を無駄にするんじゃない!!』 少しでもマヤを見つめていたいという気持ちと、感情を抑えられなくなりそうで目をそらしてしまう気持ちが複雑に絡み あっている。 『くっ・・・俺とした事が!!!』 真澄はブランデーグラスをバリンと割ってみたのだが・・・・・・・・マヤは気付いてくれなかった・・・。
これほど長く感じた2時間は いつ以来だろうか・・・・。
『急げ!急ぐのだ!!!』 猛ダッシュでヘッドスライディングして電源をオフにする真澄。 ブチッ・・・ 「あ・・・速水さん・・・・」 マヤは、どうしてそこに真澄がいるのかもすっかり忘れているような顔つきでキョトンとしていた。
真澄は息を切らしながら体を起こし、テレビとマヤの間に立ちふさがってマヤを見つめる。 そして、さらにじりじりと後ずさりし、念の為にテレビのコンセントを無理やり引っこ抜いた。 再び新しい映画なんて始まってしまったら大変なことになる。
「マヤ・・・・・・」 そっと彼女の元へと駆け寄り、彼女を抱きすくめる真澄。
マヤはボンヤリとして動きが鈍い。相変わらず頭の回転も鈍いのか、まだ何も分かっていないらしい。
そう囁きながら唇を彼女の首筋へと運ぶ真澄。 「速水・・・さん・・・?」 ・・・・・その時・・・・・・ ・・・・・・ザラリとしたものが不思議な感触として彼の唇に伝わってきた。 「ん?」 真澄が怪訝そうに彼女の首元を覗くと、そこには四角い肌色のモノが貼られていた。
『なっ・・・・・・』 「最近、肩にくるんですよ〜疲れが」 「!!!!!!」 真澄は顔を引きつらせながらフリーズした。 『なっ・・・! なんてことだ!!!!君って子は!!!まだ若いのに!!!』 ・・・冗談じゃない・・・どれだけ盛り上がっても、この肩の部分に視線がいく度にムードが台無しだ・・・。
「え・・・あ・・・別にいいですけど・・・・」 マヤの言葉を全部聞かないうちに、真澄はペリペリとサロンパスをはがし始めた。
『ウッ・・・・』 サロンパスを剥がしているだけなのに、マヤの際どいセリフにノックアウト寸前の真澄。
「な・・・なにするんですか・・・・!?」 何をするも何も、こんな所までホイホイとついてきて、さらにバスローブ姿で何を言うのか?
どうやら浴衣と勘違いしたらしい・・・。
いるのかもしれないしな・・・ハハハ・・・・。ある意味、脱がす楽しみがあっていいぞ・・・フフフ・・・』 めずらしく前向き思考の真澄はすぐに気持ちを切り替え、彼女のブラジャーにそっと手をかけた。
マヤは一瞬で真澄の手を解き、バッと立ち上がって逃げる格好になった。
逃げようにも、どうにもならない展開なのだ。 2人はそのままバタリとベットへと倒れこむ形になった。 「きゃあっ・・・」 「おっと・・・大丈夫か・・・・?」 真澄はそう反射的に声をかけたとき、思わず目を見開いた・・・・。
・・・そして僅かに乱れた黒髪は真澄を誘うフェロモンが充満している。 通販のフェロモンも もはや太刀打ちできないほどのオーラで一杯だ・・・。 そして、そんな彼女を今からすべて手に入れることができるのだ・・・・。
「速水さん・・・・あの・・・・」 「・・・・嫌なのか・・・?」 真澄はそう呟きながら、なるべく余裕の表情で彼女の横顔を覗きこんだ。 本当はズッキンドッキンと心臓が高鳴り、 彼女の話を聞く余裕もないほどに気持ちが昂っているのだが・・・。
「何が・・・・だ?」 「あの・・・もしかして・・・よくドラマとかで”ベットシーン”とか言うような事をするんですか?」 「・・・・・」 シーンではなく、本番なのだが・・・。 真澄はそう突っ込みたい気持ちを抑え、言葉をさがす。
マヤの不安そうな声は、真澄をますます興奮させていった。
ような顔つきがたまらなく愛しく思える。
「・・・ひゃくぶん・・・?そんな難しそうなこと、するんですか?」 「う・・・まあいい・・・何も考えずに楽にしているんだ・・・」 真澄は、いちいちマヤに説明していたら長くなりそうなので、適当に言葉を濁した。
「・・・・そう・・・だな・・・」 真澄は一瞬、マヤが誰かと濡れ場を演じるところを想像し、カッとなった。 『・・・遠まわしに演技に役立つならまだしも、俺は君にベットシーンなんて一生やらせないぞっ! 例え俺が先に あの世に旅立ってもだ!!・・・確実に遺言を残しておかなければ!!!」 なにもこんな時にそんなことまで考える必要はないのだが・・・。 「あ、速水さん・・・布団・・・・かけて下さい。」 「?????」 「だってほら・・・映画とかドラマとかも、なんかシーツみたいな布を被ってゴソゴソしてますよ。」 『あ・・・・あれはテレビや映画だから見えないようにそうしているだけなんだよっ!!!!』 真澄は心の中で強く突っ込みを入れていた。
恥ずかしそうに胸を手で覆い隠している姿がなんとも初々しい。 「あの・・・布団・・・・」 まだブツブツと言っている彼女を無視し、真澄は彼女の腕を思い切りほどいてしまう。 そして、想像していたよりも豊満で張りのある乳房にゾクゾクとさせられ、そこにゆっくりと顔を近づけた。 「あっ・・・ダメです・・・」 「何がダメなんだ・・・?」 「あの・・・やっぱり恥ずかしいし・・・・。速水さんに裸を見られるだけでも恥ずかしいのに・・・・触られたりしたら、あたし、 あたし・・・・死んじゃうかも・・・・」 マヤが真っ赤な顔になっているのが、ほのかなランプの光だけでもよく分かった。 『マヤ!!なんて可愛いことを言うんだ!!!マヤ〜〜〜!!!!』 真澄は完全に理性をぶっ飛ばし、マヤの体中に唇を這わせる。
体を固くしていたマヤであったが、徐々に反応し始めたようだ・・・。 乳房の先端をきゅっと吸い上げ、舌の先を転がすようにして音をたてる。 「はぁっ・・・ん・・・」 それでも、こういう経験のない彼女にとっては、どちらかと言うと、くすぐったい気持ちのほうが大きいのかもしれない。 真澄が手を触れ、唇を這わす部分からビクビクと振動が伝わってくる。
慎重に事を進めるつもりでいたはずなのに、早々と荒っぽくマヤのショーツを剥がしにかかる。
そして、お尻の部分には、毛糸の丸いシッポがちょこんと付けられている・・・。 これが普通の女だったらかなり引いてしまうであろうが、マヤとなれば別である。 真澄にとっては、色気ムンムンの美女がバニーガールの衣装を着ているよりも興奮度が高い。
ショーツが脱がされると、マヤはぴったりと足を閉じ、大事な部分を見られないようにする為にか、体操座りのように 両手で膝を抱えた。 しかし、逆にそれが真澄にとっては好都合になり、マヤが固く閉じたつもりでいた足は、彼に膝を掴まれてあっさりと 開かれてしまう。
真澄は、ある程度のマヤの反応は覚悟していたものの、まさか『変態』などと言われるとは予想すらしなかった・・・・。
真澄は変態気分で彼女の大事な部分に顔を近づけ、ペロペロと舌を使って愛撫を始めた。
マヤは激しく抵抗し、真澄の肩の辺りをボカボカと叩きながら体をよじらせる。 真澄は手っ取り早くマヤを大人しくさせるため、じらす事もなく小さな蕾をぞんぶんに突付く。 それでもなお、マヤは逃れようと必死に腰を引こうとする。 「困った子だな・・・」 真澄は軽く息をつくと、さらに強くそこを舐めあげ、舌の先端を沈めにかかった。
マヤの力一杯の抵抗は、真澄を興奮の頂点へと導き、彼をますます狂わせていった。 |
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