*このお話は表にある
「ラブラブ☆大作戦」の完結編です


ラブラブ★大作戦
 〜その夜の話〜  前編


マヤはソファーの上で固まったようにして座り込み、テレビだけを見つめ続けていた。


真澄としては、何度後ろから抱き付いてしまおうと思ったか分からないくらいだった。

少し手を伸ばせば、バスローブ姿のマヤがいるのだ。 早くあのバスローブを脱がせてみたい・・・・。

『うう・・・速水真澄!耐えるのだ!耐え続けた過去の時間を無駄にするんじゃない!!』

少しでもマヤを見つめていたいという気持ちと、感情を抑えられなくなりそうで目をそらしてしまう気持ちが複雑に絡み

あっている。

『くっ・・・俺とした事が!!!』

真澄はブランデーグラスをバリンと割ってみたのだが・・・・・・・・マヤは気付いてくれなかった・・・。




映画を見る気にもなれずにベットに横になり、時計を見続ける真澄。

これほど長く感じた2時間は いつ以来だろうか・・・・。 



結局、『おあずけ状態』のまま、2時間はゆっくりと過ぎた。









・・・真澄は映画が終わったのを確認すると、すぐさまテレビの電源を消すためにガバリと起き上がった。

『急げ!急ぐのだ!!!』

猛ダッシュでヘッドスライディングして電源をオフにする真澄。

ブチッ・・・

「あ・・・速水さん・・・・」

マヤは、どうしてそこに真澄がいるのかもすっかり忘れているような顔つきでキョトンとしていた。


「マヤ・・・」

真澄は息を切らしながら体を起こし、テレビとマヤの間に立ちふさがってマヤを見つめる。

そして、さらにじりじりと後ずさりし、念の為にテレビのコンセントを無理やり引っこ抜いた。

再び新しい映画なんて始まってしまったら大変なことになる。


幸い、マヤは真澄の行動に不審感すら抱かず、映画の余韻に浸っているようだった。

「マヤ・・・・・・」

そっと彼女の元へと駆け寄り、彼女を抱きすくめる真澄。


「あ・・・速水さん・・・・何・・・急に・・・・?」

マヤはボンヤリとして動きが鈍い。相変わらず頭の回転も鈍いのか、まだ何も分かっていないらしい。




「愛しているよ・・・」

そう囁きながら唇を彼女の首筋へと運ぶ真澄。

「速水・・・さん・・・?」

・・・・・その時・・・・・・

・・・・・・ザラリとしたものが不思議な感触として彼の唇に伝わってきた。

「ん?」

真澄が怪訝そうに彼女の首元を覗くと、そこには四角い肌色のモノが貼られていた。


「あ・・・サロンパス・・・」

『なっ・・・・・・』

「最近、肩にくるんですよ〜疲れが」

「!!!!!!」

真澄は顔を引きつらせながらフリーズした。

『なっ・・・! なんてことだ!!!!君って子は!!!まだ若いのに!!!』

・・・冗談じゃない・・・どれだけ盛り上がっても、この肩の部分に視線がいく度にムードが台無しだ・・・。


「取ってもいいかな・・・?」

「え・・・あ・・・別にいいですけど・・・・」

マヤの言葉を全部聞かないうちに、真澄はペリペリとサロンパスをはがし始めた。


「あ・・・・あん・・・・痛くしないで・・・・」

『ウッ・・・・』

サロンパスを剥がしているだけなのに、マヤの際どいセリフにノックアウト寸前の真澄。


どうにか息を呑みながら取り去ると、今度は気を取り直し、彼女のバスローブの紐を解き始めた。

「な・・・なにするんですか・・・・!?」

何をするも何も、こんな所までホイホイとついてきて、さらにバスローブ姿で何を言うのか?


マヤの純情っぷりには真澄はほとほと呆れてしまう・・・。



あれよという間に脱がされるバスローブ。 しかし、真澄にはビックリ仰天するようなマヤの姿が目に入る。


・・・マヤは、バスローブの下に、ご丁寧に下着を身につけていたのだ。

どうやら浴衣と勘違いしたらしい・・・。


『う・・・・・俺はてっきり、バスローブの下は裸だと思っていたのに・・・違ったのか・・・いや、まあそういう着方をする人も

いるのかもしれないしな・・・ハハハ・・・・。ある意味、脱がす楽しみがあっていいぞ・・・フフフ・・・』

めずらしく前向き思考の真澄はすぐに気持ちを切り替え、彼女のブラジャーにそっと手をかけた。


「速水さんっ・・・やだっ・・・」

マヤは一瞬で真澄の手を解き、バッと立ち上がって逃げる格好になった。


そこへ、後ろから抱きつくようにして真澄が覆いかぶさる。

逃げようにも、どうにもならない展開なのだ。 2人はそのままバタリとベットへと倒れこむ形になった。

「きゃあっ・・・」

「おっと・・・大丈夫か・・・・?」

真澄はそう反射的に声をかけたとき、思わず目を見開いた・・・・。


・・・目の前で背を向けている彼女の透き通るような白い肌。

・・・そして僅かに乱れた黒髪は真澄を誘うフェロモンが充満している。

通販のフェロモンも もはや太刀打ちできないほどのオーラで一杯だ・・・。

そして、そんな彼女を今からすべて手に入れることができるのだ・・・・。


真澄はおもむろに彼女の背中に軽く口付けをすると、そのままブラジャーのホックを外した。

「速水さん・・・・あの・・・・」

「・・・・嫌なのか・・・?」

真澄はそう呟きながら、なるべく余裕の表情で彼女の横顔を覗きこんだ。 本当はズッキンドッキンと心臓が高鳴り、

彼女の話を聞く余裕もないほどに気持ちが昂っているのだが・・・。


「そうじゃなくて・・・その・・・ごめんなさい・・・あたし・・・よく分からないんですけど・・・」

「何が・・・・だ?」

「あの・・・もしかして・・・よくドラマとかで”ベットシーン”とか言うような事をするんですか?」

「・・・・・」

シーンではなく、本番なのだが・・・。

真澄はそう突っ込みたい気持ちを抑え、言葉をさがす。


「あたし・・・何をどうこうすると何がどーなるのかもさっぱり知らないんですけど、大丈夫ですか・・・?」

マヤの不安そうな声は、真澄をますます興奮させていった。


彼女は本当に何も知らないのだ。まさに、純情そのものではないか。当然だとは思っていたものの、やはりこの戸惑う

ような顔つきがたまらなく愛しく思える。


「マヤ・・・大丈夫だ。ナニをどうこうしてナニがどこでどうなるのか、ちゃんと分かるよ。百聞は一見にしかず・・・だ。」

「・・・ひゃくぶん・・・?そんな難しそうなこと、するんですか?」

「う・・・まあいい・・・何も考えずに楽にしているんだ・・・」

真澄は、いちいちマヤに説明していたら長くなりそうなので、適当に言葉を濁した。


「そう・・・ですね。 何事も経験が必要だし。演技にも役立つかもしれないですよね・・・」

「・・・・そう・・・だな・・・」

真澄は一瞬、マヤが誰かと濡れ場を演じるところを想像し、カッとなった。

『・・・遠まわしに演技に役立つならまだしも、俺は君にベットシーンなんて一生やらせないぞっ! 例え俺が先に

あの世に旅立ってもだ!!・・・確実に遺言を残しておかなければ!!!」

なにもこんな時にそんなことまで考える必要はないのだが・・・。



「あ、速水さん・・・布団・・・・かけて下さい。」

「?????」

「だってほら・・・映画とかドラマとかも、なんかシーツみたいな布を被ってゴソゴソしてますよ。」

『あ・・・・あれはテレビや映画だから見えないようにそうしているだけなんだよっ!!!!』

真澄は心の中で強く突っ込みを入れていた。


先が思いやられる・・・・・。



真澄は、マヤのブラジャーを剥がし取ると、彼女を仰向けにさせた。

恥ずかしそうに胸を手で覆い隠している姿がなんとも初々しい。

「あの・・・布団・・・・」

まだブツブツと言っている彼女を無視し、真澄は彼女の腕を思い切りほどいてしまう。

そして、想像していたよりも豊満で張りのある乳房にゾクゾクとさせられ、そこにゆっくりと顔を近づけた。

「あっ・・・ダメです・・・」

「何がダメなんだ・・・?」

「あの・・・やっぱり恥ずかしいし・・・・。速水さんに裸を見られるだけでも恥ずかしいのに・・・・触られたりしたら、あたし、

あたし・・・・死んじゃうかも・・・・」

マヤが真っ赤な顔になっているのが、ほのかなランプの光だけでもよく分かった。

『マヤ!!なんて可愛いことを言うんだ!!!マヤ〜〜〜!!!!』

真澄は完全に理性をぶっ飛ばし、マヤの体中に唇を這わせる。


「あっ・・・」

体を固くしていたマヤであったが、徐々に反応し始めたようだ・・・。

乳房の先端をきゅっと吸い上げ、舌の先を転がすようにして音をたてる。

「はぁっ・・・ん・・・」

それでも、こういう経験のない彼女にとっては、どちらかと言うと、くすぐったい気持ちのほうが大きいのかもしれない。

真澄が手を触れ、唇を這わす部分からビクビクと振動が伝わってくる。


もう、真澄には大人としての余裕の「よ」の字もない状態であった。 

慎重に事を進めるつもりでいたはずなのに、早々と荒っぽくマヤのショーツを剥がしにかかる。


・・・ちなみに・・・マヤのショーツは、可愛らしいウサギの絵がフロントについていた。

そして、お尻の部分には、毛糸の丸いシッポがちょこんと付けられている・・・。

これが普通の女だったらかなり引いてしまうであろうが、マヤとなれば別である。

真澄にとっては、色気ムンムンの美女がバニーガールの衣装を着ているよりも興奮度が高い。


「やっ・・・ダメですっ・・・」

ショーツが脱がされると、マヤはぴったりと足を閉じ、大事な部分を見られないようにする為にか、体操座りのように

両手で膝を抱えた。

しかし、逆にそれが真澄にとっては好都合になり、マヤが固く閉じたつもりでいた足は、彼に膝を掴まれてあっさりと

開かれてしまう。


「やあんっ・・・!!変態っ!!速水さん・・・イヤッ!!」


『変態・・・・・・・』

真澄は、ある程度のマヤの反応は覚悟していたものの、まさか『変態』などと言われるとは予想すらしなかった・・・・。


『くうううっ・・・・・・変態ついでだ、こーしてやる!!』

真澄は変態気分で彼女の大事な部分に顔を近づけ、ペロペロと舌を使って愛撫を始めた。


「やっ!!やだっ!!あ・・・・いやっ!!!」

マヤは激しく抵抗し、真澄の肩の辺りをボカボカと叩きながら体をよじらせる。

真澄は手っ取り早くマヤを大人しくさせるため、じらす事もなく小さな蕾をぞんぶんに突付く。

それでもなお、マヤは逃れようと必死に腰を引こうとする。

「困った子だな・・・」

真澄は軽く息をつくと、さらに強くそこを舐めあげ、舌の先端を沈めにかかった。


「やああああっっ!!!」

マヤの力一杯の抵抗は、真澄を興奮の頂点へと導き、彼をますます狂わせていった。

 

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